相棒の帰還 RICHO GR2 〜故障と泪と男と修理

私、信仰心浅い壮年の神職でございます。

目まぐるしく動く激動の時代を生きる皆様に祈りと感謝を以ちまして、ほんの少しの安らぎと、ほんの少しのニヤリをお届けする為、筆をとる次第でございます。

とあるムスリムの信仰心

[令和6年、2024年]方位除け早見表。方位除けとは?考え方と対処法。神様を信じて厄災を除け、明るい毎日、誠の道を

GR2

当ブログの数少ない読者の方からブログ内の写真を誉めていただくことが何度かありました。

しかし、私は写真が得意なわけでもなく、特別なセンスがあるわけでもなく、それもこれも何もかも全てこのRICOH GR2さんのお陰なのでありました。

私はGR2さんに全幅の信頼を寄せ、なんの魅力もない私のブログを華やかに彩っていただいておりました。

そして遡ること1ヶ月ほど前、相棒のGR2君と共にそれっぽい写真を撮ろうとスイッチを入れたところ、レンズの先のなんでもない景色をそれっぽく映してくれる画面が真っ暗、そこに白くRICOHのロゴ。

そしてそこからピクリとも動かなくなりました。

何が起きたのかわからず、動かなくなってしまった相棒を抱え、呆然と立ち尽くし、心臓の音がドクドクと脈打つ音だけが響きます。

手が震え、額からは脂汗。

どうしちゃったんだGR2さん

動かないだけならまだしも、電源を切ることもできないし、レンズが出たまましまわれない。

普段は大事にしまっているレンズが出たまま。

いつもなら事後に「シャッ」ってしまうのに。

恥ずかしそうに「シャッ」ってしまうのに。

ケースに入れることもなく、首からぶら下げ、今考えてみれば雑な扱いだったかもしれない。

でもね。ケースに入れなかったのは君のフォルムがあまりにも美しく、B-boyのブリンブリン感覚で周りの人に見せつけたかったからです。

降り積もる雪の中に落としたこともあった。

でも優しく雪を振り落とし、この胸でしっかり温めたじゃないか。

温度差でレンズの中が曇り、真っ白な写真しか撮れなくなったけど、それでも諦めないで温めて、素敵な写真を撮ってくれたじゃないか。

どうして動かなくなってしまったんだGR2さん。

怒ってるのかGR2さん

何も言わずにお別れだなんてあんまりじゃないか。

長い間、なんでもない景色を美しい思い出として私の手元に残してくれたGR2さん。

首元にブラブラぶら下がってキャッキャと笑っていたGR2さん

楽しかった日々が走馬灯の様に脳裏に甦ります。

再起動

峰氏子
峰氏子

はいっ。センチメンタルな気分に浸っているところ悪いんだけど。

電化製品は調子が悪かったら再起動。これ鉄則でしょ?

確かにそうだ。黒い渦に飲み込まれ右も左も分からない暗闇に一筋の光が差し込みます。

一縷の期待を寄せバッテリーを抜き、再起動。

黒い画面にRICOHのロゴ。

動かない

もう一度

頼む。戻ってきてくれ。

動かない

もう一度

もう一度。

もう、、、ダメか、。

修理

こうなってしまっては残された選択肢はひとつだけ。

RICOHの修理センターである。

心配事としては修理費用。

10万円ほどで購入したGR2さん。

7年という時の中、病める時も、健やかなる時も、互いに助け合い、リスペクトを送り合ってきました。

3万円までなら治して頂こう。そう心に決めて、見積もりをお願いしました。

天下のRICHO殿
天下のRICHO殿

9000円から15000円ですね

それならお願いします。

さすがは天下のRICOH殿。

ヤマト運輸の方が、箱と緩衝材までもを持参で手早く回収してくださいました。

泣くな相棒。また笑顔で会える日は来る。

必ず来る。

その時を信じ共に戦おう。

形は違えどみんな戦ってる。俺とお前になんの違いもない。

romantic cityより引用

そして二週間の時が過ぎ、、、

綺麗かつ丁寧に梱包された箱を開けるとそこには、綺麗になった相棒gr2さん。

GR2さん
GR2さん

待たせたな

待ったよ

結局一万四千円ほどの金額で綺麗に治していただきました。

最初に思っていたよりは安く済んだのでほっと一息。

共に生きよう

これからもたくさんの美しい写真で我がブログを彩っていただきたい。

共に歩んでいこうぞ。

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