神道においての穢れを祓う、心も体も清浄を目指します

神道で忌み嫌われるものに「穢れ」があります。

穢とは死や、病気、血などの不浄なものに触れること。(汚れ)とも置き換えられますが、気が枯れること、(気枯れ)とも言われております。

穢れによって生命力が衰えたら禊や祓えで取り除きます。神社で神主が木の棒に神や麻を付けたものを振っているイメージがあるかとは思いますがあれがそうです。

イザナギノミコトが黄泉の国から帰った時に禊祓えをした川に倣っているそうなので(バサッ、バサッ)と音を立てて祓うのではなく(ササーッ)と川の流のように優しく祓うのが本来のやり方のようです。ちなみに私はバサッと音を立ててやってしまいます。その方がカッコいいと思ってしまっているので悪しからず。

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身近な方の死や、疫病などの穢に触れた時でも祓えばなかったことになります。

お葬式から帰った後、玄関に上る前に、塩を撒くのも(祓え)の一つです。

人を傷つけたとしても、物を盗んでも、祓えばなかったことに、、なりません。

この(穢を祓う)という感覚は神道ならではのもので、間違いも正せばやり直せる。

個人的には前向きな素晴らしい考えだと思っております。

しかし、考え方としては穢ももちろん忌み嫌われておりますが、それよりも清浄であることが重要なのです。それは体だけでなく心も正常な状態を保つということです。このことを(斎)の(戒)を守るということで斎戒と呼びます。神社にお参りする際は、まず手水舎で手を洗いますが、それも斎戒にあたります。

これから神と向き合おうとする人間はより一層清浄でなければいけません。なので神職は祭祀の前日か当日に神社本庁の定めた斎戒を行いますます。

・きれいな水で沐浴する

・清潔な白い服装に着替える

・居室を他人と別にする、など

そしてこの斎戒の生活の中でやってはいけない事があります。

それを「禁忌」と言います。

・お酒、お肉を食してはならない

・音楽を楽しんではならない

・病人の見舞いをしてはならない。などがあります。

結構厳しいです。日本中の神職でこれを全て守れている神職はどのくらいいるのでしょう。

お年を召された厳か大宮司になればお肉や、音楽はいけるかもしれませんが、沐浴は危険です。

私のような小物の浅はか神職では、頑張って沐浴はいけても、お肉や音楽は長期間はキツイですね。

ここだけの話ですが、私は神社に向かう社内で、ファミチキ食べながらDJ nobuさんのゴリゴリのテクノでブチアゲです。

https://soundcloud.com/discover/sets/personalized-tracks::user589816607:1139298676?utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing

文字に起こしてみて初めて事の異常さが見えてきました。斎戒中の神職がゴリゴリでぶち上げは良くないですね。

仮にも厳かな神職を目指す人間ですから。自分自身で気合で、無理矢理にでも、厳かな方向に持っていかなければならないのです。

これからはDJ nobuさんは帰り道にして、行き道は赤坂陽月さんにします。

ビートボックスです。

ご自分の声を使ってこんなにかっこいいビートを造って、そこに般若心経を乗せると、、、

あたらしい、新しいですね。あと顔がいい。

正直般若心経にどんな意味があるのかは知りませんが、新しすぎて意味なんてなんでもいいです。

ドント・スィンク・フィール

明日に幸あれ

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